先日、社外研修の一環として「PLCによるFAセンサ活用技術」というテーマのセミナーに参加してまいりました。
今回の研修で重点を置いて学んだのは、自動化システムの「五感」にあたるセンサの深い知識です。PLC(制御装置)が正確に設備をコントロールするためには、その入り口となるセンサが、いかに現場の状況を正しく捉えるかが極めて重要になります。
研修で学んだセンサの活用技術
セミナーでは、特に以下の2つのセンサについて、物理的な特性に基づいた「正しい選定と設置」を実習しました。
1. 近接センサ:金属検知の確実性を高める
磁界を利用して金属を検知する近接センサは、FA現場の「位置決め」や「通過確認」に欠かせません。
- 学びのポイント: 対象物が鉄なのか、アルミやステンレスなのかによって、検知できる距離(定減係数)が大きく変化することを再確認しました。
2. 光電センサ:色や光沢の課題を克服する
光の反射を利用する光電センサは、非金属も検知できる汎用性がありますが、ワークの状態に左右されやすい繊細さもあります。
- 学びのポイント: ワークの色や光沢、あるいは背景物との距離によって発生する「誤検知」への対策を深掘りしました。
セミナーを終えて
今回の受講を通じて、「センサの物理特性を正しく理解すること」の重要性を改めて実感しました。
検知が不安定な状態をPLCのプログラムで無理にカバーするのではなく、センサの選定や設置方法で解決することで、結果としてシンプルで故障に強い、メンテナンス性の高いシステムになります。
「なぜこのセンサを、この位置に選んだのか」という根拠を明確に持ち、今後の回路設計や現場でのトラブルシュートに活かしてまいります。
お問い合わせ
弊社では、PLCを用いた自動化システムの設計・施工を承っております。
- 「今の設備、もっと精度を上げられないか?」
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